どうもツキヤです。
バイナリーオプション最大手のハイローオーストラリアで取引をする時、ハイローオーストラリア特有のチャートを見て取引をしていくわけですが、今回の記事では
ハイローチャートの見方や攻略方法
について解説していきます。
ハイローチャートを使いこなせば勝率を上げて利益も出しやすくなるので、
・これからハイローオーストラリアで取引を始める
・まだバイナリーオプションを始めたばかりでなかなか勝てていない
という人はぜひ参考にしてもらえれば嬉しいです。
ちなみにハイローチャートはデモトレードという無料の機能で実際に見れるので、そちらでまずはどんな感じかぜひ触ってみてください。
目次
ハイローチャートについて
ハイローオーストラリアで判定時間と通貨ペアを選択すると値動きが見れますが、それをハイローチャートと言います。
↑この黄色いチャートを見ながら、タイミングを見計らってハイかローを選んでいく感じですね。
通常為替相場は、下の画像のようにローソク足という細長い棒のようなものが並んで構成されています。
ただトレードを始めたばかりだと、正直どう見たら良いか意味がわからないと思うんです。
↑為替相場の画面(MT4)
一方でハイローチャートは、ごちゃごちゃしてなくてすごい見やすいと思うんですよね。
そしてどうやってエントリーしていけば良いかもシンプルで、初心者でもとっつきやすい。
その見やすさ、やりやすさがハイローオーストラリアの大きな魅力です。
ハイローチャートの見方と特徴
初心者のうちは、ハイローチャートを具体的にどう見れば良いのか見方がわからないかもしれませんが、実は値動きの方向性を見極めて勝つ上でかなり大きな判断基準になってきます。
ローソク足の形成段階の可視化
そもそもハイローチャートの動きは何を表しているかというと、上の方でローソク足について少し触れましたけど、そのローソク足の形成段階がまさにこのハイローチャートなんです。
1本1本のローソク足は、通常完成されたものしか見れないんですが、ハイローでは「どういう推移で1本のローソク足が出来上がったか」が可視化されていて、よりどの方向に進むかの判断がしやすくなっています。
「何言ってるか意味がわからないんだけど」
と今は感じるかもしれませんが、要はより細かくローソク足の分析ができる、という認識でOKです。
そこはハイローチャートの大きな特徴であり、最大のメリットになってきます。
方向性がわかりやすい
前述したように、ハイローチャートを見るとこれからどの方向に動きやすいかある程度の判断がつきます。
ハイローチャートが右肩上がりで動いている時はハイでエントリーした方が勝ちやすく、右肩下がりで動いている時はローでエントリーするのが勝ちやすいです。
右肩上がりでも右肩下がりでもないときはレンジ相場のことが多く、そういう時はぴょこんと尖りを作るような動きをした時に逆張りをするのが有効になります。
そんな風に、ハイローチャートを見るだけでもある程度の為替相場の状況判断やエントリータイミングの把握ができます。
ラインなどは引けない
ちなみに、ハイローチャートにはラインなどのトレードの目安になるツールは一切使えません。
ラインを引いたり、移動平均線やボリンジャーバンドといったインジケーターを使いたい場合は別途MT4を用意する必要があります。
MT4については、この記事の末尾で見方や使い方を詳しく解説している別の記事を紹介しているので、この記事と合わせてぜひ参考にしてみてください。
ハイローチャートの攻略方法
ここからは、ハイローチャートの具体的な攻略方法について話していきます。
ハイローチャートの特徴的な動きを狙ってエントリーすることで勝率を高めることができるので、
ぜひ実際のチャートの動きと見比べながら「なるほど、こういう感じに動く時はチャンスなのか」と分析するようにしてみてください。
レンジでの反発エントリー
バイナリーオプションをやる上で前提知識として知っていただきたいのが、基本的に逆張りエントリーの方が勝ちやすい傾向にあるんです。
ハイローオーストラリアでは0.01でもエントリーした方向に確定すれば勝ちですが、逆張りの方がちょっとした反発を狙うことで勝ちを拾いやすい傾向にあります。
FXと違ってエントリーの判定時間が固定されているから、というのが大きな理由になってきます。
そのちょっとした反発を狙いやすいのが、ハイローチャートがレンジ相場になっている時。
30秒、もしくは1分チャートを見て、右肩上がりや右肩下がりの状態になっていないことを確認します。
チャートがカクカクしている時は値動きが少ない時で、逆張りが効きやすいです。
その上で、天井、もしくは底値付近に向けて大きく動いた時に逆張りを仕掛けていきます。
レンジ相場では大きく動いた後は反発が起こりやすいので、勝ち越しを十分狙うことができます。
↓エントリーポイントの例
5分、15分チャートも要確認
注意点として、5分や15分の上位足のチャートもレンジになっているか確認した方が良いです。
上位足でトレンドが起こっていると、30秒や1分で良い感じのレンジに見えたとしてもそのまま一気に突き抜けて負けることが増えてきます。
トレンド継続を確認してのエントリー
ハイローチャートでトレンドが起こっている時に、トレンドの継続を確認できたところで順張りでエントリーすると高い勝率が期待できます。
トレンドを把握するのに必須になる知識が「ダウ理論」というもので、これはぜひ覚えることをおすすめします。
まずダウ理論ではトレンドについて、
上昇トレンド:安値切り上げ、高値切り上げ状態を続ける
下降トレンド:安値切り下げ、高値切り下げ状態を続ける
と定義づけられています。
そしてそのトレンドは「明確な転換シグナルが現れるまで継続する」と説明されているんですね。
転換シグナルとはそのトレンドが終わることを示唆する動きのことで、
1:高値を切り下げ、安値を切り下げる
2:押し安値を割る
1:高値を切り上げ、安値を切り上げる
2:戻り高値を更新する
という現象が起こると、トレンドが終わり、レンジ相場に移るか、そのまま上昇トレンドなら下降トレンドに移行する可能性が出てきます。
正直最初は何言ってんだ状態だと思いますが、英語で言ったらbe動詞のような、トレードで稼ぐ上で最重要と言って良い知識なので、最優先で勉強することをおすすめします。
トレンドの継続を確認して順張りエントリー
ではその中でどんな時にエントリーすれば良いかというと、一つわかりやすいポイントが「トレンドを継続した時」です。
例えば上昇トレンド中なら、安値を切り上げていることを確認して、高値を更新した時に順張りでエントリーするようにします。
そうすると綺麗に勝てることが多いですね。
↓エントリーポイントの例
順張りは僕は3分でエントリーするんですが、1分や5分でもエントリーできます。そこは色々試してみて、自分の中でしっくり来る時間を見つけるようにしてみてください。
このエントリーをする場合も、上位足の確認は非常に重要です。
3分でエントリーするのなら、5分や15分チャートは絶対に確認しなければいけないし、1時間チャートも確認するとさらに取引の精度が増します。
例えば3分チャートで上昇トレンド中だったとしても、15分チャートでレンジ相場になっていたり、高値切り下げ安値切り下げの下降トレンドになっていたら勝率は落ちます。
上位足チャートも下位足チャートも方向性が合致した時にエントリーすることで高い勝率が期待できます。
MT4の最終判断としてハイローチャートを見る
YouTubeなどを見ていると、ハイローチャートだけを見て取引することを推奨している人がいますが、確かにそれだけでもエントリーすることは可能なんですけど絶対にMT4も見た方が良いです。
ハイローチャートだけしか見ないのは、例えると電卓を使わずに手書きで計算式を書いて掛け算をするようなもので、自分で縛りプレイをしているようなものなんですよね。
ドラクエやFFで「アイテム使用禁止」「勇者一人旅」みたいに、あえて難易度を上げているだけというか。
せっかくMT4というハイローチャートよりさらに細かく為替相場を分析できるツールがあるのに、それを使わない理由がないんです。
ハイローチャートだけだとFXに移行しづらい
またハイローチャートだけを見て取引していると、FXに移行しづらいデメリットもあります。
バイナリーオプションは少額から稼ぐことには向いているんですけど、まとまった金額をさらに増やすことには向いていないんです。
利益が出るようになったらいずれFXを始めることも視野に入れた方が良いんですが、MT4が見れないとFXでの取引ができないんですね。
なのでMT4で分析しながらハイローオーストラリアで取引をしていき、チャート分析のスキルを磨いていった方が長期的に見た時に人生が豊かになりますよね。
話したように、MT4も見た方が絶対に緻密に相場分析ができるし、ハイローでの勝率も上がってくるので。
「いーや、自分はハイローチャートだけで稼いでみせる!」というこだわりがあるなら別なんですが、
長くトレードで稼いでいきたい気持ちが少しでもあるのなら、MT4もぜひ見るようにした方が良いですね。
MT4の使い方や分析方法は別の記事で投資初心者の人にもわかりやすく解説しているので、ぜひこれから本格的にバイナリーオプションやトレードを頑張っていきたい場合は参考にしてもらえれば嬉しいです。
僕は最初ただの棒の羅列にしか見えなくて、見方がまったくわからなかったのを覚えています。
このローソク足がトレードの敷居を高くしている一つの要因だと感じますよね。