どうもツキヤです。
バイナリーオプションで勝つためには「チャート」の見方を覚える必要が絶対にあります。
ただ初心者だと、チャートをどう見れば良いかわからないと思うんですね。
「チャートって何?」
というような状態の人も多いんじゃないかなと。
バイナリーオプションはハイローオーストラリア(HighLow.com)という業者を使う人が大多数ですが、たまにハイローの取引画面だけでエントリーしてる人もいて驚くんですけど、
絶対にMT4(もしくはMT5)のチャートを見ないと勝てるようには成れません。
今回は、
「初心者がチャート分析できるようになるために必要なこと」
ということで、バイナリーオプションを始めたばかりのチャート初心者でもわかりやすいように解説していきます。
この記事を読むことで
「なるほど、今はこんな感じで相場が動いてるんだな」
とチャートを分析できるようになっていくので、是非読み進めてみてください。
・チャートの見方がわかる
・バイナリーオプションで勝ちやすいチャートのパターンがわかる
・おすすめのインジケーターがわかる
目次
バイナリーオプションにおけるチャートとは?
チャートとはそもそも何なのかというと、
「過去、そしてリアルタイムの為替相場の動きを表したもの」
です。
その動きを見ながら、これからどの方向に動いていくかを予測するのが「チャート分析(テク二カル分析)」になってきます。
バイナリーオプションで勝てるようになるには絶対にチャート分析は必須です。
MT4、MT5というツールを使う
チャートを見るには、MT4、もしくはMT5というツールを使います。
それらの中にも種類があり、どれを使えば良いかなど詳しくは後述します。
よくYouTubeなどで、バイナリーオプションの最大手業者であるハイローオーストラリアのチャート画面だけを見て取引することを推奨している人がいますが、それは絶対におすすめできません。
それは例えて言うと、ゲームのRPGなどで縛りプレイをして自分で難易度を上げているようなもので、MT4などを見た方が絶対にチャート分析の精度が上がり、勝率も上がります。
最初はどう見るのか難しいかもしれませんが、詳しい見方についてはこの記事の中で初心者の人にもわかりやすく説明していくので、ぜひ少しずつ慣れていくようにしてみてください。
チャート分析してわかること
チャート分析を身につけると
・投資家心理
・トレンドの発生と流れ(どこまで上がり続けるか、下がり続けるか)
・どこでトレンドが終わり、レンジ相場に突入するか
などが見えるようになり、エントリーするべきポイントが判断できるようになっていきます。
バイナリーオプションは基本的に数分単位の短期でエントリーするので、今はレンジ相場なのかトレンド相場なのか、相場の流れを読み取る力が重要なんです。
基本的に、
レンジ相場:逆張り手法が勝ちやすい
トレンド相場:順張り手法が勝ちやすい
と覚えておくと良いです。
ちなみにレンジ相場とトレンド相場の違いは、下の画像をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
そして為替相場の約束事として
レンジ相場 → ブレイク → トレンド相場 → レンジ相場 → ブレイク・・・
と3つの種類の相場の動きを繰り返していて相場は構成されている、ということは覚えておきましょう。
MT4を導入してチャートを見れるようにしよう
チャートを見るためにまずは「MT4」というツールをダウンロードします。
MT4は「FXCM」「XM」このどちらかが使いやすくておすすめです
FXCM:ダウンロードページはこちら
FXCMの方がハイローオーストラリアの値動きと非常に近いので、基本的にFXCMを使うのがおすすめです。
ただWindowsのPCでしか使えないので、Macを使っている場合はXMの方を使うようにしましょう。
スマホでチャートを見る方法
FXCMやXMはパソコンでしか使うことができないんですけど、スマホ用のアプリを使うことでスマホしか持っていなくてもチャート分析ができます。
GMOクリックFXneo辺りが使いやすくて評判も良いのでおすすめです。
ストアからダウンロードできるので、ぜひ使ってみてください。
ローソク足の見方をまずは覚えよう!
チャートは「ローソク足」というもので構成されています。
チャートを読み解くにはローソク足の見方をまず知る必要があるので、そちらをご紹介していきます。
ローソク足は上の画像のような構成となっていて、
細長くなっているところが「ひげ」
太くなっている部分が「実体」
と言います。
ヒゲの長さや実体の長さによって、トレンドの終わりやトレンドの継続、レンジ相場のブレイクがある程度わかります。
ローソク足の形にはいくつか種類があり、それぞれの形が相場のどのポイントで現れるかによってバイナリーオプションのエントリーチャンスも見えるようになるので、トレードをする上で最重要の知識の一つですね。
ローソク足については別の記事で形の種類や見方など詳しく解説しているので、そちらも合わせてぜひ読んでみてください。
チャートを時間軸別で見る
チャートは時間軸によって別になっていて、
・1分足
・5分足
・15分足
・30分足
・1時間足
・4時間足
・日足
・週足
・月足
に分かれています。
例えば15分足なら、15分で1本のローソク足が確定する、ということですね。
バイナリーオプションは基本的に短時間でのエントリーが多いので、「1分足」「5分足」「15分足」のチャートを見ることが多くなります。
それらを見比べながら、これからどっちに動いていくかを見極めていきます。
マルチタイムフレーム分析
これはぜひ覚えておいていただきたいのが、為替相場は時間軸が長い方がチャートの動きの信憑性が高くなるんです。
1分足よりも5分足、5分足よりも15分足、15分足よりも1時間足の動きの方が信頼できる、ということです。
例えば1分足で上昇トレンドになっていても、15分足が下降トレンドになっている場合は思ったように上昇せずにすぐに下降してしまうことが多いです。
「1分足で上がりそうだからハイエントリーしたら負けた…。なんでだ…。」となる時は、大抵上位足が下降トレンドになっているような時ですね。
バイナリーオプションで取引するときに1分足しか見ない人もいるんですが、最低でも15分足までの動きは常に確認して相場の方向性を分析した方が勝率が上がります。
そのように複数の時間軸を同時に分析することを「マルチタイムフレーム分析」と呼びますが、バイナリーオプションで稼ぐなら必須のスキルなので、少しずつで良いので1分足以外の足も見る癖づけをしていくと良いですね。
初心者に知ってほしい!チャート分析で重要な「3つの相場」
上の方でも少し触れたんですけど、チャートには大きく分けて「3つの相場」があります。
・レンジ相場
・ブレイク
・トレンド相場
基本的に相場はこの3つを繰り返しながら構成されていきます。
レンジ相場は、相場がどちらに行こうとしているか迷っている状態です。
買いと売り、両方を行ったり来たりしている状態で、この相場の場合は「逆張り」のエントリーが勝ちやすい傾向にあります。
逆張りというのは「陽線の次に売り」「陰線の次に買い」を入れるようなエントリーのことです。
今の方向とは逆方向にエントリーする、ということですね。
ブレイクはレンジ相場が終わって買い方向か売り方向に一気に動く時のことを言います。
レンジ相場はどこかのタイミングで必ず終わってブレイクするので、ブレイクのタイミングを探るのもチャート分析ではかなり重要です。
トレンド相場は買い方向、売り方向どちらかに向かって行っている状態で、
買いトレンドなら「買い」、売りトレンドなら「売り」方向でエントリーすると勝つ確率が高くなります。
いわゆる「順張り」のエントリーですね。
初心者だとトレンドなど関係なしにエントリーしてしまいがちなんですが、負けを減らすためにこの「トレンド」を把握するのは非常に大切になってきます。
ちなみに上の画像の場合、「上昇トレンド」になっている部分で買い方向でエントリーすると勝てる可能性が高い、と言えます。
そういう風にチャートの形を見て順張りか逆張りか、どのエントリーをするべきか判断するのもバイナリーオプションにおいて非常に重要です。
逆張り手法を使っているならトレンドになったらチャートから離れる、といったことも勝つ上では大事ですね。
もちろんその場合も上位足の確認が重要になってきます。
逆張りをするのなら、上位足がレンジ相場になっているのを確認する、といったことが勝率を高めるためには必須です。
覚えておくべきチャートパターン(波形)
チャートには「トレンド相場」や「レンジ相場」の他にも、「パターン(波形)」というものがあります。
「チャートがこの形になったらこういう風に動く可能性が高い」
というパターンがあって、それを頭に入れてエントリーをしていくことで勝率を高めていくことができます。
そのパターンの中でも「初心者が覚えておくべきパターン」をここからご紹介していくので、ぜひ覚えてみてください。
これらを覚えるだけで、チャートがかなり見やすくなって勝ちやすくもなっていくので。
エリオット波動
エリオット波動は上がって下り、上がって下りを繰り返し3つ目の山(5波)を作ったあとに下降に移っていくというチャートパターンです。
3つ目の山が現れた時に売りを狙うと勝てる可能性が高くなってくる、絶好の逆張りポイントになってきます。
チャートはこのエリオット波動をベースにして見ると、今どんな状況か分かりやすくなってくると思います。
僕はいつもエリオット波動をベースに、そろそろ上昇が落ち着くかな、といった見方をすることが多いですね。
三尊、逆三尊
三尊の形になると上昇トレンドが終わり、下降トレンドに移行しやすくなって順張りしやすいポイントになります。
上昇トレンド中にこの三尊が現れたら、
(あ、上昇トレンドが終わりそうかな)
と売りの方向へエントリーする準備をしましょう。
だいたいエリオット波動の5波目が現れた後に三尊を作るケースが多いです。
三尊の逆パターンが「逆三尊」です。
こちらは「下降トレンドの終わり」を示すパターンで、これが現れたらそれ以上相場が下がる可能性が低くなり、レンジ相場か上昇トレンドに転換するサインです。
逆三尊も相場の流れを探る際の重要なサインの一つなので、絶対に覚えるようにしてみてください。
ダブルトップ、ダブルボトム
ダブルトップとダブルボトムは見方としては三尊と逆三尊と同じで、
ダブルトップ=下降を示唆する
ダブルボトム=上昇を示唆する
と覚えてきましょう。
ペナント
ペナントの形になった時は、ペナントの線を破った時(ブレイク)にその方向へ強く向かう動きをします。
ブレイクの後に、ペナントを構成するラインに戻ってきた時にエントリー(上のチャートの場合はハイエントリー)を狙うと勝つ確率が高くなります。
このペナントは、自分でチャート上に線を引いてトレードすることから「ライントレード」と呼ばれます。
ペナントの他にもライントレードはいくつかありますが、その中で代表的なのがこのペナントになってくるので、こういうエントリー方法もあるんだな、ということはぜひ知っておいてください。
これらは初心者でも覚えやすくて、かつ頻出して勝ちやすいチャートパターンになってくるのでぜひ覚えてみてください!
バイナリーオプション初心者が使いたいチャートインジケーター
チャートにはトレードをより便利にするインジケーター(MT4で使えるツールのこと)が数多くあります。
その中でも初心者におすすめのものをここからはご紹介するので、MT4でチャート分析をする時にぜひ活用してみてください。
RSI
RSI(Relative Strength Index)はMT4に標準装備されているインジケーターで、
「買われ過ぎか」「売られ過ぎか」ということを判断するのに役立ちます。
RSIを見る上で重要なのが「ダイバージェンス」という動きをする時です。
(上図のように、チャートは右肩上がりなのにRSIは右肩下がりになっているような状態をダイバージェンスと言います。底値付近ならその逆の現象が起こります。)
ダイバージェンスの時は頂点部分で「逆張りが効きやすく」、エリオット波動の5波が形成されるときはかなり高い確率でダイバージェンスの形になっています。
RSIはエントリーする際の一つの有効な判断材料になってくるので、ぜひチャートに入れてみてください。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは3本の線で構成されていて、ローソク足が外側の2本の線(±2σ)に収まる可能性が高いと言われています。
これも「どこまでローソク足が上がるか、下がるか」の一つの目安になるのでおすすめのインジケーターです。
ボリンジャーバンドが開いている時はトレンド中、狭くなっている時はレンジ相場になっていることが多いです。
その2つを見分ける時にも役立つインジケーターですね。
移動平均線
移動平均線は相場の動きを表した線で、一定期間の終値の動きを平均化したインジケーターです。
この移動平均線を利用した「グランビルの法則」という分析法があり、その中での「初押し目」と「初戻り」が勝率が高いポイントで勝ちやすいです。そこだけにエントリーを絞るのもかなりありですね。
設定する期間についてはは人によって違いがあり正解はありませんが、ネット上でよく言われている
短期線:5
中期線:25
長期線:50
でチャートを見るのが、バイナリーオプションの場合はやりやすいのかなと思います。
それに加えて200期間の移動平均線を入れておくのもおすすめです。
そこで反発することが結構ありますからね。
バイナリーオプション初心者のチャートの見方まとめ
この記事では、
・相場の種類
・ローソク足
・時間足について
・チャートパターン
・チャートインジケーター
などについて話してきましたが、正直バイナリーオプション初心者だと頭に入ってこないことも多いと思います。
ただ、この記事で話したことが見れるようになってくると勝率も少しずつ上がっていくので、ぜひ一つずつ覚えるようにしてみてください。
初心者の方は下の記事もぜひ合わせて読んでみてください。
トレードをする上で優先的に覚えておきたい知識を話していて、それらを理解することでスムーズに勝ちを拾えるようになっていけるはずです。
MT5でもOKなんですけど、使えるインジケーターや使いやすさを考えたときに、僕はMT4を使った方が良いのかなと思います。
ただそこは好みなので、この記事ではMT4の使い方を主に紹介しますが、使いづらいと感じたらMT5を使ってみるのでも良いと思います。