どうもツキヤです。
バイナリーオプションには様々な手法がありますが、初心者で始めたばかりだったり、勝てていないときは色々な手法を使ってエントリーしたりしますよね。
「この手法はダメだな、もっと勝ちやすいものはないか?」
みたいに、少しでも負けて資金が溶けるとより勝ちやすい手法を常に探し求めてしまうというか。
いわゆる「聖杯」と言われるものは本当にあって、知るだけで簡単に勝てるようになる手法があるはずだ!と。
ただ経験上強く言えるんですけど、それは非常に「危険」なんです。
そういうことをしていると、まず勝てるようにはなれないと断言できます。
今回の記事では、
「バイナリーオプションの手法は最初は1つに絞った方が良い理由」
というテーマで深く話していきます。
記事の中で初心者でも勝ちやすいエントリー手法についてもご紹介しているので、
今バイナリーオプションの手法を探している、勉強しているという人はぜひこの先を読み進めてみてください。
・バイナリーオプション初心者が手法を増やしてはいけない理由がわかる
・初心者にも勝ちやすい手法がわかる
目次
最初に手法を色々勉強するのは良い、が・・・
冒頭でもお話ししましたが、初心者の時や勝てていないときは色々な手法を探してしまいがちです。
最初の初心者の段階では、とにかくいろんな手法を使ってみるということで良いんです。
まず実際に使ってみないとどうやって勝つかもわからないわけですからね。
ただある程度自分に合う手法が見つかった後もそういうことをしていると、まず勝てるようにはなれないんですよね。
少しでも連敗したらすぐに他の手法を試したり、といったことは絶対NGで。
手法ジプシーになってしまうと絶対にバイナリーオプションで稼げない、ということです。
なぜそれがダメかというと、主に3つの理由があります。
・複数の手法を使うと頭が混乱してくる
・基礎知識がないから負けている可能性がある
・確率は収束する
それらはバイナリーオプションで勝つために絶対に理解しておかなければならない事柄になって来るので、
具体的な手法を紹介する前に先に詳しく順番に話していきます。
複数の手法を使うと頭が混乱してくる
取引に慣れていないときに複数の手法に手を出すと、十中八九頭が混乱してくるんです。
「よし、上昇トレンドライン割ったしローエントリーだ!いやでも待てよ、ダブルトップ作りに来てまたすぐに上がるかも・・・」
同時に複数の手法で取引しようとすると、色々な手法のエントリーポイントがごっちゃになってしまって、どこでエントリーして良いかわからなくなってくるんです。
そしてエントリーポイントが見えなくなるから、焦って勝つ根拠の薄いポイントで入ってしまい、負けてしまう。
取引の精度がめちゃくちゃ落ちるんですよね。
これは僕がもう何度もやってしまっていたんですよね。
手法を取っ替え引っ替えして、もうチャートをどうみたら良いか、訳が分からなくなるというか笑
それでボロ負けし続け入金しては資金を溶かし、を延々と繰り返していました。
手法は絶対にまず1つに絞った方が良い
なので、安定的に稼げるようになるまでは最初は絶対に手法は「1つに絞った方が良い」です。
「この手法は完璧だ!!」と言えるくらいまで洗練させまくる。
いろんなYouTubeやブログでも言われていることだと思うんですけど、それができないと僕みたいに2年間くらい負け続けることになる可能性が高いです笑
どこまで磨き続ければ良いか、目安でいうと大体「勝率70%以上安定」ですね。
1つの手法も身につけられていないのに、他の手法を身につけるのは無理なんですよね。
どれも中途半端になってしまって負けを拾うことが本当に多くなるので。
もちろん手法との相性もあるんですけど、基本的にどんな手法でも理解度を深めればある程度勝ち越せるレベルには絶対になります。利益は出せるようになるんですね。
「この手法はわかりやすいし、なんかやりやすいな」
というものがあれば、ぜひそれをまずはハイローオーストラリアのデモトレードで良いので徹底的にやり込んでみてください。
それで勝てるようになったら別の手法も取り入れてみる、というくらいがちょうど良いですね。
バイナリーオプションで勝つためには基礎知識は絶対必要
勝てる手法を知ることができても、バイナリーオプションは「基礎知識」もしっかり理解していないと勝つことはできません。
多くの手法は、ダウ理論、エリオット波動、グランビルの法則などに則ったものであることが多いんです。
僕がそうだったんですけど、最初はとにかくすぐにお金を稼ぎたいから、ネット上で知った手法ですぐエントリーをしてみて、まあやっぱり負けるんですよね。
今思うと、基礎知識が無かったからだったのかなと感じています。
そういった法則を知っていないと、避けるべきポイントを判別することもできないので面白いくらいボロ負けします。
基礎知識の中でも上でお話しした3つ
・ダウ理論
・エリオット波動
・グランビルの法則
は特に絶対に知っておくべき知識なので、もしよく知らないという場合はぜひ腑に落ちるまで勉強することをおすすめします。
それらを理解できると、ある程度相場の流れなども見えてくるようになり、あらゆる手法の威力を最大限発揮できるようになります。
○ダウ理論参考ページ:ダウ理論とは?チャートを用いた相場分析方法をわかりやすく解説|外為どっとコム
※ダウ理論は法則6が特に重要です
○エリオット波動参考ページ:エリオット波動理論とは?覚えておきたい特徴とFX取引での活用法|みんなのFX
○グランビルの法則参考ページ:テクニカル指標編【第2回】グランビルの法則|大和証券
勉強すれば勝てるわけではない
ここで知っておいていただきたいのが、バイナリーオプションは勉強すれば勝てるというわけではない、ということです。
知識を知っているのは前提で、その取捨選択がリアルタイムで求められる、というイメージですよね。
ただ勝つためには実はそこまで多くの知識は必要なく、それこそ上で紹介した「ダウ理論」「エリオット波動」「グランビルの法則」がベースにあれば大丈夫だったりします。
他にもローソク足の形や波形など、細かい知識も必要ではあるんですけどね。
勝つためには、「チャートを見続ける」ということが経験上大事です。
そこでの経験と知識を組み合わせることで、ようやく勝率も上がって来るという感じです。
もし今勝てていないのだとしたら、
・知識不足
・経験不足
このどちらかである可能性が高いです。
僕は一時期毎日12時間くらいはチャートを見続けたんですけど、
「なるほど、こういう波形の時はこういう動きをするのか」みたいな発見が自分の中であったりしたんですよね。
それである程度動きを予測できるようになった面はあったなと感じてます。
確率は収束する
手法を一つに絞り、自分が納得したポイントでエントリーして負けると、心がざわついてくるんですよね。
「こんな完璧なポイントで負けるなんて、まじかよ・・・」
そこから自信が持てなくなって新しい手法探しの旅に出てしまったりするんですけど、バイナリーオプションは結局のところ確率論なんです。
「こういうポイントでエントリーすれば、大体70%くらいは勝てるだろう」
という期待値を追う投資で。
どんな手法でも負けが続くこともあるんですけど、勝ちに偏ることもあって、それを月ベースで見ると勝ち越せる、みたいな話なんです。
手法をすぐに変えるとその勝ちに偏るフェーズを無視してしまうことになり、いつまで経っても利益が出てこないということが起きてくるので、
バイナリーオプションはとにかく我慢をすることが大事です。
自分が使っている手法のエントリーポイントがきたら淡々とエントリーしていく。
稼ぐためにはある意味で「機械的」になる必要があります。
実はバイナリーオプションは単純作業の繰り返しなんですよね。
確率を収束させるために、そして機械的になるためには、手法は1つに絞った方がやりやすいということですね。
以上の3つがバイナリーオプションをやる上で絶対に理解しておきたいポイントです。
それらを理解した上で、次から紹介する具体的な手法に取り組むことで勝ち越すことは十分可能なので、
ぜひ試してみてください。
初心者にもおすすめのバイナリーオプション手法
ここからは、初心者でもわかりやすく勝てやすい手法を2つご紹介していきます。
「このポイントさえ狙っておけば利益はほぼ確実に出る」
という手法になってくるので、ぜひまだ決まったエントリーポイントがないという場合は過去チャートで検証したり、実際に使ってみてください。
これらのエントリーをする際は、15分足や1時間足などの上位足を見て、「相場の方向性」を調べてからエントリーしてください。
短期足で良い波形が来て逆張りポイントに見えても、上位足では上昇トレンドで逆張りをすると負けるといったことはよくありますからね。
手法1、エリオット波動の5波目の頂点で逆張り(1分、5分OK)
エリオット波動は5波目で売り方向に転じる、という法則ですが、それを利用したエントリーです。
まず上のチャート画像がエリオット波動の動きの例なんですけど、3つ目の山の頂点のところで逆張りを入れるとかなり勝ちやすいんです。
↑のチャートの場合はさらに5波目でダブルトップを作っているので、下がる根拠がさらに強まっていて、
逆張りをすると勝ちやすいポイントになっています。
ここで重要なポイントが、3つ目の山の頂点が「大陽線の坊主」で来た時は勝率が高い、ということです。
大陽線坊主というのは、直近の陽線よりも長めでヒゲがなく実体しかないローソク足ですね。
上のチャート例なら、5波目のダブルトップの2つ目の山の陽線が大陽線、というイメージです。
ローソク足は基本的に、1本の足が長く、ヒゲのない坊主の状態だと反発しやすいんです。
大陽線なら次足で陰線が、大陰線なら次足で陽線が来やすいということですね。
そういう場合はローソク足が確定後1分足チャートなら1分、5分足チャートなら5分エントリーすれば勝てる確率はかなり高いです。
○エリオット波動5波目エントリーポイント例
(例えば上の画像のようなポイントです。完全にヒゲが無かったらかなり勝率は高いポイントです。)
ちなみに上のようなポイントが来ると、RSIが「ダイバージェンス」を起こしているので、それがエントリーの一つの強い根拠になるのでRSIを入れるのもおすすめです。
上の画像のように、チャートは右肩上がりだけどRSIは右肩下がりになっている状態がダイバージェンスで、逆張りが効きやすくなる合図です。
RSIを入れる時は、
期間:14
レベル:80、70、30、20
でOKです。
RSIが70ラインを超えたら、ダイバージェンスになるポイントを待ち受ける感じです!
一方で、大きいローソク足ではなくちっちゃいローソク足がだらだらと上がってきてエリオット波動を形成するケースがあるんですけど、そういう場合はどこが頂点になるかわからないので注意が必要です。
上昇が弱まり始め、「そろそろ5波目が終わりそうかな」と感じられたポイントでエントリーする場合は少し長めの時間でエントリーした方が良いです。
1分足チャートでダラダラ来たら3分や5分エントリー、5分足チャートなら15分エントリーしてみる、というような要領ですね。
○だらだらとエリオット波動を作るケースでの5波目エントリー例
(だらだらエリオット波動を作るというのは、例えば↑のような波形の時)
だらだら上がる場合は、コマ足や上ヒゲを出すローソク足を上昇が終わるサインとして見ると下がっていくことが多いです。
あとは15分足チャートなどで引いた近くのラインを目印にする、などですね。
もちろん、大陽線も重要ポイントです。
そのポイントだけに絞れば勝率はかなり上げられるので、勝率が安定した時にエントリー金額を上げればかなり利益が残るようになります。
手法2、グランビルの法則の押し目買い、戻り売りを利用したエントリー(3分がおすすめ)
もう一つご紹介したいのが、前述したグランビルの法則を利用したエントリーで、
移動平均線の短期線と中期線がゴールデンクロス、デッドクロスした後の中期線タッチでエントリーする手法です。
グランビルの法則で言う「押し目買い」「戻り売り」になるポイントですね。
移動平均線を入れておくと、そのポイントを視覚化できるんです。
エリオット波動もそうですが、これもかなりシンプルで狙いやすく勝率も高いので、初心者の人にもおすすめできるエントリーです。
○エントリー例(イメージとしては下の画像のような感じ。赤線が短期線で黄色線が中期線)
移動平均線は短期線「5日」、中期線「25日」あたりを使う人が多く、その設定で問題ありません。
長期線を入れる場合は「50日」あたりが良いかなと思います。
上の画像もその期間で設定しています。
エントリーの判定時間に関しては、僕は3分の方が感覚的に勝率が高まるのかなと感じるので、3分がおすすめですね。
このエントリーをする時にも注意ポイントがあり、上昇や下落の終わりをしっかり確認してからエントリーするようにしてください。
1分足だけでなく、5分足、15分足チャートが今どの位置にいるか、ということも非常に重要です。
例えば5分足チャートで、明けの明星や逆三尊、ダブルボトム、サポートライン反発などを確認できたらこれから上昇すると読めるので、ゴールデンクロス後の中期線タッチエントリーが狙えます。
5分足チャートで宵の明星、三尊、ダブルトップ、レジスタンスライン反発などが確認できたらこれから下落すると予測でき、デッドクロス後に中期線タッチで3分エントリーです。
エントリーするタイミングは「中期線にタッチしたら」でOKです。
僕は1分足でエントリーする場合は3分と少し長めにエントリーしてますね。
3分ではなく1分判定でエントリーしたい、という人もいると思うんですけど、
そういう場合は1本様子見をして次足からエントリーするのが良いです。
中期線に対して、どのような反応をするかでエントリーするか決めるのも大事ですね。
正直紹介したこの2つのエントリーのどちらかを洗練させれば、バイナリーオプションで負け越すことはまずなくなるはずです。
色々な手法に手を出そうとすると一気に負けが込んで資金が溶ける、というのは本当によくあるので、
とにかく「これのエントリーならまず負けない」というものを自分の中で作ると精神衛生上もかなり良いですよね。
どんな手法を使ってもボロ負けする人へ
上の方でも話したんですけど、バイナリーオプションで1つの手法をマスターするのは本当に難しいんです。
相場の環境認識やローソク足の形、トレンドはいつ頃まで続くのか、短期足の波形の形はどうか、移動平均線の向きはどうか、などなどを把握しながら複数の手法を使いこなすのは、初心者のうちはまず無理です。
ボロ負けが続いてしまう人は、もう往々にして頭がごちゃごちゃになっているんですよね。
いろんな情報をいっぺんに処理しようとしすぎ。
やるべきことを絞って、シンプルに考えた方がバイナリーオプションは勝ちやすかったりします。
僕もこれまで、手法を増やそうと試行錯誤した時期が長かったです。
1つの手法に絞って2ヶ月連続で勝ち越せていても、
「今までこういう場面で負けてたけど、そういうところで別の手法でエントリーすれば勝てんじゃね?」
と思って別の手法も始めたとたん見事にボロ負け。
そこからは自分の取引に自信をなくし、一気に勝率が落ちて資金を溶かすということが本当に何度もあったんです。
それまで勝てていた手法でも負け出すから不思議ですよね。
なぜ手法を増やすと負けるか
なんでそんなことになるのかというと、手法の理解度がまだ浅いから、だと感じていて。
一見シンプルに見える手法でも、本当の意味で自分のものにできるのはそれ相応の時間がかかります。
もしかしたら一生完璧には習得できないかもしれません。トレードは少しでも気を緩めると勝てなくなるので、日々研鑽し続ける必要があるので。
野球の変化球みたいなイメージですよね。
はた目から見ると「もっと球種増やした方がいいんじゃない?」と思っても、
一つの球種を投げるには繊細な感覚が大事で、球種を増やすとその感覚にブレが生じて、今まで投げられていた球種にも悪影響が出たりします。
そう簡単に増やせるものではない、ということなんですよね。
それにぶっちゃけ1つの手法を完璧にできれば、あとはエントリー金額を上げたり、1つのポイントで複数エントリーすれば良いだけなので手法を増やす必要がそもそもないんです。
1日に2回安定的に勝ち越すようになれれば、例えば1回のエントリー額を10万円にしたら月の利益は「360万円」になります。
(40勝(月20日取引)×9万円(ペイアウト率1.9倍)=360万円)
バイナリーオプションで稼ぐには、実はエントリー回数を増やす必要ってないんです。
どうしても複数の手法を使いたい場合は、1つを最低でも勝率70%以上を安定的に出せるようになったら別のものにも取り組んでみる、というくらいがちょうど良いんじゃないかなと思います。
ネット上で勝てると言われている手法なら、検証や実践を繰り返してポイントを絞ればそれくらいは勝てるようになりますからね。
バイナリーオプションの手法まとめ
バイナリーオプション初心者やまだあまり勝てていない人は、「もっと良い手法はないか?」みたいに色々なものに手を出しがちなんですけど、まずは1つに絞った方が絶対に良いです。
これは2年間負け続けた経験上、心の底から強く言えます。
勝てないうちから色々なものに手を出すのは、余計な遠回りになる可能性が非常に高いです。
1つの手法をマスターするのには時間が必要で、取っ替え引っ替えしていては勝てるようにはなれないんですね。
急がば回れ、というやつです。
「これはやりやすい」という手法を見つけたら、それを徹底的に検証して、突き詰めていきます。
この記事で紹介した手法をしっかり身につけることでも、勝ち越して稼ぐことはできます。
それで稼げるようになればOKだし、もしもっとエントリーしたいと思うなら勝率が70%以上安定的に出せるようになったら別の手法に取り組む、というくらいがちょうど良いです。
そうでないと、僕みたいにいつまで経っても稼げない地獄のような日々を送ってしまう可能性が出てくるので笑
ネット上には色々な手法があると思いますけど、正直どれが良いか悪いかというものはないんですよね。
結局のところ「相性」にすぎないので。
数万で売っている手法も、ブログで無料で公開されてる手法も、質はほとんど変わりません。
人によって得意な手法は違ってくるので、まずはデモトレードで色々な手法を試してみて突き詰める手法を探す、ということが良いと思います。
デモトレードはハイローオーストラリアで無料で使うことができるので、そちらをぜひ使ってみてください。
僕も当然ながら楽してバイナリーオプションで稼げるようになりたかったので、
それはもういろんな手法に手をつけてはまた他の手法に浮気する、ということを繰り返してました笑