どうもツキヤです。
バイナリーオプション最大手のハイローオーストラリアですが、そこで利益を出していくには仕組みをしっかりと理解し、その仕組みをうまく利用した取引をすることが重要です。
今回は「ハイローオーストラリアの仕組み」についてわかりやすく解説していきます。
上手な利用の仕方をすることで勝率を上げることが可能なので、これからバイナリーオプションを始める方、まだ始めたばかりという方はぜひ読み進めてください。
ちなみに、まだハイローオーストラリアの口座開設をしていない場合は今すぐに開設を済ませておきましょう。
メールアドレスと身分証明証があれば数分で簡単に開設できますからね。
目次
ハイローオーストラリアの仕組み
ハイローオーストラリアはよく
「あんなの丁半博打じゃん」
と言われますが、仕組み的にはまさしく丁半博打と言えます。
丁半博打は小さな器の中にサイコロを2つ入れ、数字の合計が丁(偶数)か半(奇数)かを当てる博打で、当たる確率は50%ですよね。
ハイローオーストラリアも仕組み的にはそれと似ていて、ハイでエントリーしてエントリーが確定する時間に上がっていたら勝ち、ローでエントリーした場合は下がっていたら勝ち、とやり方自体は非常にシンプルです。
そして勝てば、およそエントリーした金額の1.9倍の資金が返ってきます。
事前予測ができる丁半
ただ単なる丁半博打と違うところは、事前に上がるか下がるかの予測ができ、勝つ確率を上げられる部分にあります。
技術の介入要素があるということですね。
普通の丁半の場合、もう当てずっぽうで言い当てるしかないわけですよね。
透視でもできない限り、安定的に50%以上当て続けることはまずできません。
一時的に勝ち越せたとしても、回数をこなしていくうちに必ず勝率は収束し、賭場が取るテラ銭分必ず賭ける側が損をするような仕組みになっています。
一方でハイローオーストラリアの場合、丁半博打と決定的に違う部分が「これから上がるか下がるか事前にある程度予測できる」ということです。
なぜ事前予測できるか
ハイローオーストラリアのチャートは為替相場が元になっているわけですが、為替相場の動きにはある程度の規則性があります。
例えば「トレンド相場」が起きている時。
為替相場は一度トレンドが起こると、そのままその方向に動き続けることが多く、その方向にエントリーしていくことでハイローオーストラリアで勝つ確率を上げることができます。
そしてトレンドがどの位置で終わるかを見極めるのも技術で、取引を続ける中でおおよその予測を立てることができます。
同値負けの存在
注意しなくてはいけないのは、エントリー時と確定時の値が同じだと負け扱いになる「同値負け」という仕組みの存在です。
例えば135.350で1分エントリーしたとして、135.350で確定すると負けになるということです。
バイナリーオプションは1分などの短期トレードをすることが多いですが、値動きがあまり無い時にエントリーをするとこの同値負けになってしまい無駄な損失を出してしまうことがよく起こります。
下のチャートのように、値動きがまったくない時はなるべくエントリーしないようにした方が無難です。
ハイローとターボの仕組みの違い
ハイローオーストラリアには大きく分けて
「HighLow取引」
「Turbo取引」
この2種類があります。
HighLow取引は長めの取引時間である15分以上の取引となっていて、
Turbo取引は5分以下の取引となっています。
また両者が決定的に違う点に「確定するタイミング」があります。
エントリーの確定タイミングが違う
まずHighLow取引の場合、エントリーが確定する時間が固定されています。
どういうことかというと、例えば今が31分だとしたら、「35分」「40分」「45分」で取引が確定することが決められている、ということです。
↓の画像のように、同じ15分取引でも残り時間が違う3つのチャートが表示される。
33分にエントリーしても、確定する時間は「35分」「40分」「45分」で変わらず、35分が過ぎたら5分ずつずれる、といった仕組みです。
なのでタイミングによっては3分や5分判定の取引もできる、ということですね。
15分の他には「1時間判定」「23時間判定」がありますが、HighLowで使うのは15分がメインになってくると思います。
一方Turbo取引は、「30秒」「1分」「3分」「5分」と取引時間が固定されていて、例えば1分取引ならどのタイミングでエントリーしても1分後に取引が確定します。
両者の使い分け
この2つの取引方法の基本的な使い分けとしては、
HighLow取引:長い目線で相場の方向性が読めた時の順張り
Turbo取引:短期的な反発が読めた時の逆張り
で使われることが多いです。
ただHighLowで逆張りエントリーをしたり、Turboで順張りエントリーする場合もあるので、あくまで基本的な傾向として覚えておくと良いです。
僕はTurbo取引の3分判定で順張りしか最近はしていないんですが、自分の取引しやすい判定時間を見つける、ということも大事になってきます。
Turboの30秒で順張りする人も中にはいたりしますからね。
FXとは仕組みが似て非なるもの
バイナリーオプションはFXと比較されることが多いですが、両者とも為替相場を元に取引をするので、相場を分析するという部分に関しては大差はありません。
バイナリーオプションは、為替相場を分析して相場の動きを予測しながらエントリーしていきますが、FXも同じなので。
ですが、利益を出す仕組みが両者で大きく異なります。
ハイローオーストラリアは値幅を取る必要がない
FXの場合、利益を出すためには「値幅」を取る必要があります。
できるだけ安い価格でロング(買い)をし、できるだけ高い値段で手放す。ショート(売り)の場合はその逆です。
その値幅で利益を出していきます。
つまり、いわゆる「順張り」をした方が稼ぎやすい、ということです。
一方でハイローオーストラリア(バイナリーオプション)は、値幅を取るのではなくエントリー地点から0.01でも予想した方向に動いて確定すればそれで勝ちになります。
いくら値幅を取っても1勝扱いにしかならないので、一時的な反発の動きを狙う「逆張り」の方が基本的には勝ちやすいです。
投資は株でもFXでも「値幅」が利益に直結してきますが、バイナリーオプションは「少しでも予測した方向に動いたら勝ち」で、そこはバイナリーオプションが他の投資とは大きく異なるポイントです。
値幅を取る必要がないので、投資初心者にもとっつきやすい面はありますよね。
上がるか下がるか予想するだけでやることがシンプルなのは魅力です。
基本的に逆張りが勝ちやすい
話したように、ハイローオーストラリアでは少しでも予測した方向に動いたら勝ち扱いになり、2倍近いペイアウトが返ってきます。
また、エントリーが確定する時間が決まっていて、予想した通りに相場が動いたとしてもいわゆる「ノイズ」や「調整波」と呼ばれる一時的な逆方向の動きに狩られて負けてしまうことがよくあります。
なのでどちらかというと、順張りよりも逆張りの方が勝ちやすい傾向にはあります。
その辺りは人によって感覚が違い、どちらがやりやすいかは変わってきますが30秒や1分取引など短い時間は逆張りの方が基本的には勝ちやすい、ということは知っておくと良いですね。
ちなみに僕はこれまで色々な手法を試してきたんですけど、「自分には順張りの方が合っている」という結論に至り、今は順張りエントリーしかしていません。
まずは色々な手法を試してみて、自分の中でしっくり来るものを探すということも大切ですね。
ハイローオーストラリアの仕組みを利用した勝ち方
ここからは、ハイローオーストラリアの仕組みを利用した勝ち方のコツを話していきます。
少しでも有利なポイントでエントリーできるか
ハイローオーストラリアで勝つために重要なのは、
少しでも有利なポイントでエントリーできるかどうか
です。
例えば逆張りでローエントリーするとして、低いところよりも高いところでローエントリーした方が勝ちやすくなります。
30秒や1分で逆張りをする場合、いわゆる「ノイズ」のような部分を狙うのがベストです。
あまり動きがない相場の時(↑のようなチャートの時など)に一時的に動くような場所でエントリーすれば勝ちやすくなってきます。(同値負けも起こりやすくなるので注意)
順張りなら戻り売り、押し目買いがおすすめ
順張りの場合は、戻り売りや押し目買いを狙うのが勝率も高くなるのでおすすめです。
相場はトレンドが起きた時に、そのままスルスル同じ方向に進み続けることもありますが、多くの場合「調整波(修正波とも)」という反対方向の動きを伴いながらトレンドが形成されます。
エリオット波動という有名な相場の動きがありますが、2波や4波がいわゆる調整波で、2波が終わった後の3波の初動や4波終了後の5波の初動を狙う感じでハイローオーストラリアではエントリーしていきます。
↑このチャートで言うなら1つ目の調整波がエリオット波動の2波目、2つ目を4波目と見て、調整が終わり上がり始めたところでハイエントリーを狙うと勝率が高まる。
エリオット波動参考ページ様:エリオット波動理論とは?覚えておきたい特徴とFX取引での活用法|みんなのFX
ローの場合はできる限り高い位置でエントリーする。
ハイの場合はできる限り低い位置でエントリーする。
この視点を持っておくと、無駄な負けを減らすことができて勝率も上がってくるはずです。
自分に合った取引の仕方を見つける
これまでハイローオーストラリアの仕組みについて話してきましたが、大切になってくるのが自分に合った取引の仕方を見つけるということ。
ネットやYouTube、SNSでハイローオーストラリアについて調べるとさまざまな情報が目につくと思います。
「この手法なら初心者でも初月から利益が!」
「勝率70%確定のツールをついに公開!」
ただ、どういう取引の仕方がやりやすいかは人によって変わってくるんです。
人によって勉強が好きな人、スポーツが好きな人、絵を描くのが好きな人がいるように、取引の仕方にも違いが出てきます。
僕はこれまで「勝てる」と言われる手法を多く試しましたが、知っただけで勝てるように成れる手法なんてなかったんです。
そこで、「結局自分に合った取引の形を自分で確立するしかないんだな」という結論に至りました。
今回話したハイローオーストラリアの仕組みや、有利な取引の仕方を踏まえた上で、ぜひまずは色々な取引をデモトレードで試してみることをおすすめします。
手法自体はネットで探せば無料でいくらでも見つかります。
・戻り売り、押し目買い
・移動平均線を使った手法
・RSIのダイバージェンスを使った手法
・ラインブレイクエントリー
・レンジブレイクエントリー
・ノイズを狙った30秒エントリー
などなど。
手法についてはこのブログでもいくつか紹介しているので、最初はいきなり稼ごうとするのではなく、デモトレードで自分の中でしっくりくる手法を探してみてください。
その上で、今回話したハイローオーストラリアの仕組みをしっかり理解した上で取り組んでいくことで、月に本業以上の利益を出せるようになっていくことは十分に可能ですからね。
ハイローオーストラリアの仕組みまとめ
ハイローオーストラリアは他の投資と違い、「少しでも予想した方向に動いて確定すれば勝ち」なので、どちらかというと逆張りの方が勝ちやすくはなっています。
順張りするにしても、できるだけ有利なポイント、ローなら高い位置、ハイなら低い位置でエントリーすることを意識すると無駄な負けを減らすことができます。
判定時間がいくつか用意されていて何を使ったら良いか最初はわからないと思いますが、まずはデモトレードでぜひ色々触ってみてください。
ガンガンエントリーしていくのが好きなら30秒、じっくり相場を見極めて「ここだ!」というポイントだけでエントリーしたかったら15分、というように自分に合ったものを使う感じでOKです。
トレンドが終わる位置を見極める方法としては、
・上位足(15分以上)のライン近辺
・E計算、N計算などの値幅計算
・フィボナッチリトレースメント
・RSIがダイバージェンス発生
などがあります。
上手なトレーダーは、「ここまではトレンドが続くだろう」といったポイントで迷いなくエントリーすることができるので勝率も安定する、という感じですね。