どうもツキヤです。
バイナリーオプションは日本国内で規制が行われた歴史がある中で、
海外の業者であるハイローオーストラリア(HighLow.com)に関しては、長い間そのままの仕組みで運営され続けています。
その中で、始めてみたいと思っていても
「いや、ハイローオーストラリアって違法業者なんじゃないの?」
「なんか使ってる側も摘発されて罪を問われそう・・・」
と不安を感じている人もいると思います。
そこでこの記事では、
ハイローオーストラリアは違法業者なのか?
ということでお話ししていきます。
結論から先に言うと「かなりグレーゾーン」と言えるんですけど、ユーザー側は罪に問われるようなことはないので、ひとまずは安心して使えます。
・ハイローオーストラリアを使うのに不安がある
・これからバイナリーオプションを始めようと思っている
という人はぜひこの先を読み進めてみてください。
目次
ハイローオーストラリアは違法か?
そもそもハイローオーストラリアは違法業者かというと、少し冒頭でも話しましたが現状は完全に違法な業者ではない、というのが答えになってきます。
隙間を縫ってサービスを提供している、というイメージですね。
ハイローオーストラリア自体の運営が開始されたのは2010年ですが、もし完全に違法業者だったとしたら10年以上も運営を続けられていませんからね。
ただ、日本の金融庁から認められていない業者であることも事実で、こんな表記が金融庁のHPにはあります。
参照元:無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について|金融庁
上の画像の赤枠がハイローオーストラリア(HighLow.com)のことで、
無登録で運営がされている業者、と金融庁からは認識されていて、利用することの注意喚起が行われています。
かなりグレーゾーンだが、黒ではない
その無登録という部分を見て、
「やっぱりハイローオーストラリアは違法業者だ!」
みたいに捉える人もいると思うんですけど、ここで重要なのが日本国内では認められておらず違法なだけ、ということなんです。
日本国内で、二者択一のハイロー形式のサービスを提供する証券会社を作ることはできません。
ただ、バイナリーオプションが禁止されていない国に運営の本拠を置き、そこから日本へ向けてサービスを提供するのは完全に違法ではない、ということです。
ユーザー側は違法ではない
ここで知って欲しいのが、もし今後ハイローオーストラリアが違法業者として完全に認定されたとしても、利用者側は罪に問われるようなことはない、ということなんです。
あくまでも悪いのは、法の隙間をかいくぐってサービスを提供している業者側で、ユーザー側は「被害者」という扱いになります。
急に警察がおとずれて、「あなたは違法業者を利用していたので逮捕します」といったことにはならないということです。
海外FXのケースと同じく、法令は、事業者が居住者に対してこうした金融サービスを提供する行為には制限を設けていますが、居住者側がユーザーとしてサービスを利用する行為には、罰則や制限はありません。
よって、ユーザーが海外無登録バイナリーオプション取引業者に口座を開設したり取引をすることは、利用者側は適法です。無登録で居住者にバイナリーオプション取引を提供するのは原則的には違法行為ですが、利用者側は、「犯罪の被害者」の立場であり、被害者側に罰則がないのは当然ともいえます。
おそらくそこに強い不安がある人もいると思うんですけど、その危険はないということは知っていただきたいです。
もし運営が停止された場合、口座に入っている資金を引き出せるかどうかは不透明なので、「そろそろ本格的に危ない」という噂が流れ始めたら、口座の資金をできるだけ早く出金しておいた方が良いです。
少額だけ入れて、運用していくのが良いですね。
バイナリーオプションの国内の扱い
バイナリーオプションというと、ほとんどのトレーダーがハイローオーストラリアをはじめとした海外業者を使っているイメージが強いと思いますが、
国内にもGMOクリック証券や楽天証券など、バイナリーオプションを扱っている業者はあります。
以前は今のハイローと同じような仕組みだったようですが、2013年に金融庁により、ハイかローを選ぶだけのシンプルな取引方法が禁止されました。
その結果、シンプルなハイロー取引ができなくなり、国内バイナリーオプションは魅力を失い、正直やる価値が無くなっています。
国内のバイナリーオプションをやっているクチコミなどを見ることってほとんどないと思うんですけど、それは規制によって魅力がなくなってしまったのが非常に大きいですよね。
その辺り詳しくは別の記事で話しているので、興味があれば読んでみてください。
二者択一の取引方法だと、ギャンブル的な取引ができてしまうので、金融庁が禁止するのもわかるんです。
ただその仕組み自体には何の問題もなくて、結局は自己責任でしかないんですよね。
バイナリーオプションにはレバレッジが無いので、自分の支払い能力以上のお金を入金すること自体そもそもできません。
それを「仕組みがギャンブル的で危険だから規制します」というのはおかしな話で。
その結果日本国内のバイナリーオプション業界がほぼ死に体になってしまったわけなので、ちょっとそこは2年以上はハイローオーストラリアを利用している身として、納得いかない部分です。
バイナリーオプションを規制するなら、パチンコとか競馬も規制しなきゃおかしいんですよね。
そこはぶっちゃけ理解できないです。
まあ個人的な意見なので、聞き流してください笑
ハイローオーストラリアが違法業者として消える可能性は
これまで話してきたように、日本国内の業者が二者択一のバイナリーオプションのサービスを提供することは今はできません。
なので、国内に本拠を置いてサービスを提供していたら違法業者として即アウトですが、
ハイローオーストラリアの場合は、「セントビンセント及びグレナディーン諸島」というバイナリーオプションに関する規制が無い国に本拠を置き、そこからサービスを提供しています。
もしそれが完全違法でアウトなのだとしたら、日本の金融庁などがアクセス制限をかけたりするはずですが、現状問題なく取引ができています。
その点から、よほど日本国内、そして世界的に大きな動きがない限りは、ハイローオーストラリアが完全に消えることはないんじゃないかなと考えられます。
もし仮に「セントビンセント及びグレナディーン諸島」でバイナリーオプションに関する規制の法律ができたとしても、
オーストラリアから本拠地を移転したように、また別の国や地域に移転するんじゃないかなと。
ハイロー運営にとって日本市場は大きな利益を生んでいるので、そう易々と手放すことは考えづらいです。
ハイローオーストラリアが消える時は、バイナリーオプションそのものが消えかけている時だと思います。
万が一消えたとしても対処法はあるので、恐れず使った方が良いですね。
その対処法については別の記事で詳しく話しているので、ぜひ読んでみてください。
ハイローオーストラリア自体は問題なく使える業者
そんなかなりグレーゾーンに近い業者ではありますが、取引自体は現状何の問題もなく行うことができています。
僕は2年間以上ハイローオーストラリアを使っていますが、入出金も問題なくできていて、トラブルに巻き込まれたことはありません。
運営自体は、至極真っ当におこわなれている印象を受けます。
ハイローオーストラリアは、バイナリーオプションの業者でもかなりユーザーが多いですが、もし完全に違法な業者なのだとしたらこんなにユーザーが集まるわけがないんですよね。
そしてやはり、国内のバイナリーオプション業者と比べて圧倒的に以下のような魅力があります。
・少資金からでも資金を増やせる
・30秒から取引できる
・ペイアウト率が固定
・1日何回でも取引できる
・値幅などを考える必要がなく取引方法がシンプルで、初心者でもとっつきやすい
それらがあるからこそバイナリーオプションをやる価値があるのであって、それらの要素がなくなった時点でそれはもうバイナリーオプションとは言いがたく、
だったらFXなど別のトレードをやった方が良い、という話になってくるんですよね。
ここに関しては賛否両論あると思いますが、完全に違法というわけではなく、今は普通に取引できるわけなので、
少しでもハイローオーストラリアに興味があるんだったら取り組んでみるのが良いと僕は感じます。
この記事の最後の方でも触れるんですけど、その経験は絶対に無駄にはならないですからね。
ただ急に閉鎖されたりリスクはあるので、ある程度利益が出たら定期的に資金を引き出すとか、リスク管理は必要です。
もし興味がある場合は、今なら問題なく取引ができるので口座開設を済ませておきましょう。
口座自体はメールアドレスと身分証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード)があれば数分で作れますからね。
ハイローオーストラリアを使うことに罪悪感を覚える必要はない
「なんかハイローオーストラリアは違法って言うし、使うのは悪い気がして・・・」
みたいに、恐怖心や使うこと自体に罪悪感を覚えてしまう人もいると思います。
なにか犯罪を犯しているような感覚に陥ることがあるかもしれません。
ただそんな不安などを感じる必要はなくて、そもそも昔はハイローオーストラリアと同じ仕組みの取引が日本業者でも提供されていたんですよね。
具体的には、
・最短2分からの取引
・現在の価格から上がるか下がるかの二者択一
・1日に100回以上の取引が可能
・ペイアウト率が固定
今のハイローオーストラリアとほぼ変わらないサービスを、以前は国内業者も提供していました。
完全に違法なら日本市場から締め出すはずだし、万が一今後完全に違法になったとしても、この記事の中で話したようにユーザー側は「被害者」としての扱いになり、罪に問われるようなことはありません。
なのでハイローオーストラリアを使うこと自体は「自己責任」状態にあるので、自分で取引したいから使う分には現状は問題ないと言えます。
完全違法になっても、経験は無駄にならない
これから先、今のようなグレーゾーンのままの状態がいつまで続くかは正直なところわかりません。
金融庁などが本腰になって、海外業者に対しても規制をかけてくるかもしれません。
日本からのアクセスを完全に遮断したり、現地政府と協力して運営会社を取り締まったり、などです。
ですが、今はまったく問題なく取引はできるわけですよね。
なら今のうちにハイローオーストラリアでガッツリ稼いでしまう、というのも一つの手です。
そしてこれは知って欲しいんですけど、トレードというのはスキル、ということなんです。
ハイローオーストラリアで稼げるようになると、FXや株取引でも稼げるようになれるんですね。
というより、むしろバイナリーオプションは投資の類ではかなり難しい方で、FXの方が稼ぎやすかったりします。
バイナリーオプションは短時間の動きを読まないといけないので、長時間のトレードよりランダム性が高まって勝つのが難しいんですよね。
バイナリーオプションはペイアウト率が一定なので、勝ち越さないと絶対に利益を出せません
口座残高の10%など、同じ割合の金額でエントリーしていったとして、おおよそ勝率を55%以上出せていないと口座残高は目減りしていきます。
そこがかなりシビアなんですよね。
FXの方が稼ぐのは易しい
一方でFXは、仮に80%負けたとしても、残りの20%の勝ちで大きく利鞘を取ることができれば利益を出すことが十分にできるんです。
ちょこちょこ負けても1回大きな値幅を取れればそれで利益を出せるので、実はFXは難易度が低かったりします。
もちろん、小手先のテクニックで稼いでいるだけだと、ハイローオーストラリアが無くなった時点で稼げなくなります。
例えば、ハイローの取引画面だけを見る30秒取引の手法を使っている、などですね。
しっかりとMT4やMT5でチャート画面を見てエントリーポイントを見つけられているなら、FXでもエントリーポイントを見つけられるので利益は出せます。
ハイローオーストラリアでの経験は無駄にならない、ということですね。
経験が積み重なる、というのがトレードの良いところで。
今勝てていなくても、その経験は絶対に無駄にはなりません。
そのことを知っていると、なかなか勝てなくてもモチベーションを維持できますよね。
ハイローオーストラリアは違法か、まとめ
ハイローオーストラリアが違法かどうかは、「グレーゾーン」というのが答えになると思います。
これが日本国内に本拠があれば完全に違法ですが、バイナリーオプションが違法ではない国に本拠を置き、日本のユーザーに向けてサービスを提供しているという形を取っていますからね。
そして万が一完全に違法業者として摘発されたとしても、ユーザー側はあくまでも被害者という扱いで、罪に問われるようなことはありません。
ハイローオーストラリア自体は問題なく取引できる安全性の高い業者なので、今のうちにトレードスキルを磨きつつ稼いでおくのも一つの選択肢です。
もし興味がある場合、ハイローオーストラリアには無料で取引の練習ができるデモトレードという機能もあるので、
それをまずは触ってみて、それから本格的に取り組んでみることをおすすめします。
正直、かなりのグレーゾーンで運営されているのは間違いないです。
詳しく後述していきますが、日本国内ではハイローオーストラリアが提供しているような仕組みのサービスは規制によって提供できません。
バイナリーオプションに関する規制のない国に本拠地を置き、そこから日本に向けてサービスを提供している形を取っているので、本当に隙間を縫っている業者なんですね。