どうもツキヤです。
バイナリーオプションの業者は国内外問わず多く運営されていますが、その中でおそらく聞くことが多い名前が
ハイローオーストラリア(HighLow.com)
だと思います。
実際ここを使っているトレーダーはかなり多く、僕自身この業者しか使ったことがないし、僕が知る専業でバイナリーオプションをしている人の全てがここを使っています。
バイナリーオプションでトレードをする上で、現状「ここ一択」と言っても過言ではありません。
そんなハイローオーストラリアですが、多くの人が使う理由があるんですね。
今回の記事では、
「ハイローオーストラリアとはどういう取引所なのか」
ということを初心者の人にもわかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、多くの人に選ばれる理由がわかり、バイナリーオプションを始める際の参考になると思うので、ぜひ読み進めてみてください。
・ハイローオーストラリアとはどんな業者かわかる
・使うメリットとデメリットがわかる
・まず何から始めたら良いかがわかる
目次
ハイローオーストラリア(HighLow.com)とは?
まずハイローオーストラリアとはどういう業者かというと、
「海外に拠点を置いているバイナリーオプションの取引所」
です。
以前はその名の通りオーストラリアに本拠地があったため、そのような呼ばれ方をされています。
詳しくは後述しますが、現在は「セントクリストファー・ネイビス連邦」という国の条例に基づいて運営されています。
HLMI Markets International Limitedはネービスの商業会社条例(Nevis Business Corporation Ordinance, 2017)に基づき設立された国際商業会社です。
引用元:ハイローオーストラリア公式HP
海外で運営されている取引所ではあるんですけど、違和感のない日本語でサービスを使うことができて、問い合わせも日本語でOKです。
おそらく内部に日本人のスタッフがいるんじゃないかなと思われますね。
ハイローオーストラリアという規制を逃れてきた業者の歴史
ハイローオーストラリアとは元々、「HighLow Markets Pty.Ltd(ハイローマーケッツ)」という会社が、2010年からオーストラリアにて運営するバイナリーオプション業者でした。
だから「ハイローオーストラリア」と言われているんですね。
しかし、バイナリーオプションに対する規制が世界的に強まる中で、2019年6月にオーストラリアから「マーシャル諸島」に拠点を移し、「HLMI Ltd」という法人名で運営を再開しました。
オーストラリアから移転した理由は正確には分かりませんが、オーストラリア国内で規制が強まったことが大きな要因だと考えられています。
実際、オーストラリアは2021年5月3日にバイナリーオプションを完全に禁止しています。
参照ページ:22-243MR ASIC’s binary options ban extended until 2031|ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
移転先のマーシャル諸島は「タックスヘイブン」と呼ばれる地域の一つで、バイナリーオプション業者の運営も可能でした。
タックス・ヘイブン(Tax Haven)とは、課税が完全に免除されたり、著しく軽減されたりしている国や地域のことで、租税回避地、低価税地域とも呼ばれます。
主に税制上の優遇措置を地域外の企業に対して戦略的に設けている国や地域を指し、代表的な場所としてはイギリス領ケイマン諸島、バージン諸島といったカリブ海の島国や、ルクセンブルク、モナコ、米国東部のデラウェア州などが挙げられます。
ただ脱税行為やマネーロンダリングなどが行われることが多いことから、世界的に批判されることが多い地域です。
日本もタックスヘイブンについては問題視する姿勢を持っており、
一度マーシャル諸島に移転はしたものの、日本との摩擦を避けるためその後「セントビンセント及びグレナディーン諸島」に移転し、その後また現在のネービスに移転して運営されています。
僕はマーシャル諸島に移転したのは把握していたんですが、
ある時ふとハイローの会社概要ページを見たら、いつの間にか本拠がセントビンセントになっていて、また最近ネービスに変わっていたので驚いたのを覚えています。
それだけ見ると、めちゃくちゃ怪しい業者ですよね笑
安全性は現状問題ない
話を聞いてわかると思いますが、正直「かなりグレーゾーン」で運営されている業者であることは間違いありません。
ですが、僕自身3年半以上ハイローオーストラリアを使っていますが、一度も何かトラブルに巻き込まれたことはなく、
出金申請をすれば2営業日後には銀行にしっかり資金が振り込まれるなど、利用すること自体の危険性は薄く、安全に使うことはできます。
その辺り詳しくは別の記事で解説しているので、利用することに不安がある場合はぜひ読んでみてください。
ハイローオーストラリアの利点、特徴とは
そんなハイローオーストラリアですが、バイナリーオプショントレーダーのほぼ全員が使っていると過言ではありません。
では何故そこまで多くのトレーダーがハイローオーストラリアを使っているのか?
そこには下のような理由があるので、一つずつ解説していきます。
・ハイロー取引ができる
・短時間取引ができる
・ペイアウト率が良い
・トラブルがない
ハイロー取引ができる
バイナリーオプションは世界的に規制が進んできており、日本国内業者ではハイロー取引ができないんです。
国内業者のものはFXとバイナリーオプションを中途半端に混ぜたような仕組みになっていて、正直使うメリットがほとんど無いのが現状です。
一方でハイローオーストラリアは、今現在もいわゆるほとんどの人が想像するバイナリーオプション、
「上がるか下がるか予想して、規定の時間後に少しでもその方向に動いたら勝ち」
という取引ができます。
今でもシンプルなハイロー取引ができる。
それが一つ目の多くの人に使われている大きな特徴です。
短時間取引ができる
国内業者と海外業者の違いとは何かと聞かれたときに、ハイロー取引と同じくらい大きな違いになるのが
「取引時間(判定時間)」
です。
日本の取引所はこの判定時間がめちゃくちゃ長く、「最短でも2時間」となっています。
2時間だと、1日にエントリーできる回数が限られてきて、利益も出にくくなる、ということが言えるんです。
副業で取り組む場合は判定時間の長さはかなり死活問題ですよね。
一方でハイローオーストラリアの場合、ターボ取引というものがあり、最短で「30秒」からエントリーすることができます。
30秒、1分、3分、5分
と短い判定時間でエントリーできるので、仕事終わりに副業で取引する場合でも1日1回くらいであれば十分エントリーが可能です。
バイナリーオプションは、「短時間でエントリーができ、資金を増やせる」ということが大きな魅力です。
ハイローオーストラリアはそれが現在でもできるため、多くの人に使われています。
ちなみにHighLow取引という、15分や1時間などの中長期取引をすることも可能です。
状況に合わせて、短期取引、中長期取引を使い分けることができます。
ペイアウト率
ハイローオーストラリアは、海外業者の中でもペイアウト率(払戻率)が良いです。
ハイローオーストラリア:1.8倍〜2.0倍
Bi-Winning:1.82〜1.88倍
ザ・オプション:1.82倍~1.83倍
ファイブスターマーケッツ:1.50倍~1.80倍
トレード200:1.74倍
ソニックオプション:1.74倍
ペイアウト率が高ければその分利益も出やすくなるので、その点でもユーザー側にメリットが大きいと言えます。
トラブルがない
ハイローオーストラリアを使う中で、トラブルに巻き込まれることはまずありません。
入金も問題なくできて、出金も申請すれば2~3日後にはきっちり登録してある銀行口座に振り込まれます。
また、もし何かしらのトラブルがあっても日本語で問い合わせができるのも安心感があります。
僕は何かトラブルに巻き込まれたことは一度もありませんが、トラブル自体少なく日本語でサポートが受けられるのは魅力の1つだと思います。
主に以上のことが、ハイローオーストラリアの特徴や利点です。
他の業者と比べて使い勝手も良いので、利用しているトレーダーが多いということですね。
少しでも興味がある場合は、口座開設自体は簡単にできるので、口座をまずは用意しましょう。
メールアドレスと身分証があれば数分で無料で作れますからね。
ハイローオーストラリアのデメリットとは
ハイローオーストラリアの特徴やメリットを話してきましたが、利用することのデメリットもあります。
メリットとデメリット双方を見比べてみて、それでも始めたいという場合にぜひ始めるようにしてみてください。
・勝てるまで時間がかかる
・一気に資金が溶けやすい
・いつ潰れるかわからない
勝てるまで時間がかかる
ハイローオーストラリアはハイかローを選ぶだけなので、一見すると簡単に勝てるように見えてしまいます。
「丁半なら勝率50%だし、ちょっと知識をつければ稼げるんじゃね?」と。
ただ勝率を安定させるには、為替相場やテクニカル分析についての知識、資金管理、メンタル管理などの要素が必要になり、生半可ではいきません。
僕も最初は「まあ半年も頑張れば勝てるようになるだろ」みたいな生半可な気持ちで始めたんですけど、
安定して利益を確実に出金できるようになるまで3年半ほどはかかりました。
人によってかかる時間は前後するんですけど、1年は稼げないと思っておいた方が良いと思います。
また、努力をしたからといって勝てるようになる保証もありません。
完全に実力の世界になってくるので、
稼げるようになるまで諦めない覚悟が必要になってくる
ということはあらかじめ知っておいた方が良いと思います。
ただ、一度勝てるようになると月に数百万円単位で稼げるようになるなど、経済的自由が手に入るのもハイローオーストラリアです。
道のりは大変ですが、生活を変えたいと思うのなら、頑張って取り組む価値は間違いなくあると僕は思います。
一気に資金が溶けやすい
ハイローオーストラリアは負けて熱くなってしまうと、一気に資金が溶ける恐れがあります。
特に30秒や1分取引はエントリーチャンスが多いので、負けを取り返すためにポンポンエントリーしてしまい、あっという間に資金を溶かすのは誰もが通る道です。
正直僕はいまだにそのようなことはあります笑
エントリーポイントを無理矢理探してしまう、という感じですね。
ハイローオーストラリアはレバレッジが無いので、熱くなりすぎて借金を作るようなことはまず無いにしても、
冷静に取引できないとあっという間に資金がなくなるリスクがあります。
自制心が非常に求められますね。
いつ潰れるかわからない
この記事の中でお話ししたように、世界的にバイナリーオプションに対する規制が進んでいる中で、
いつまで現状のような取引方法が使い続けられるかはわかりません。
最悪の場合、ハイローオーストラリアが潰れることも十分考えられます。
日本がさらに圧力を海外に対して加えることで、ハイローオーストラリアが完全に日本から撤退する可能性がある
というのはかなり大きなリスクです。
ハイローオーストラリアが潰れること自体は確かにリスクではあるんですけど、
トレードの経験や知識はそのままFXにも活かせるので、潰れることをそこまで気にする必要はないのかなと思います。
以上がハイローオーストラリアのデメリットです。
特徴と利点、デメリットを踏まえて実際に始めるかどうかを考えることをおすすめします。
初心者は勉強、デモトレードから始めよう
ハイローオーストラリアは、何の知識もないところからいきなりトレードを始めると、間違いなくあなたの大切な資金を失います。
最初はまずトレードに関する知識をつけ、実際に練習していくことが大切です。
ハイローオーストラリアにはデモトレードという、無料でトレードの練習ができる機能があるので、初心者の人はそちらからまずはバイナリーオプションとはどんなものか、試してみるようにしましょう。
ハイローオーストラリアは勝てるようになるまで正直かなり大変で、人によって向き不向きもあります。
デモトレードで少し触ってみて、「自分に合わなそうならやめる」ことも大切になってきます。
初心者が知っておくべき知識
また、ハイローオーストラリアを始める上で特に知っておきたい知識がいくつかあるので、それらをご紹介します。
僕はそれらの知識を学ぶことで、時間はかかりましたけど勝ち越せるようになっていきました。
トレードが確実に有利になるので、ぜひ覚えてようにしてみてください。
・ローソク足
・ダウ理論
・レンジ相場、トレンド相場、ブレイクについて
・エリオット波動
・グランビルの法則
この辺りはマストです。
この中でも「ローソク足」「ダウ理論」が特に重要で、まずはそれらを集中的に勉強することをおすすめします。
ネットで調べればいくらでも無料で学べますからね。
それらをどのように勉強していけば良いか、ということに関しては別の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もしハイローオーストラリアが無くなったら?
「ハイローオーストラリアが近いうちに日本から撤退するらしい」
という噂が定期的に流れますが、正直なところいつ無くなってもおかしくはありません。
世界的にバイナリーオプションへの規制は強まっていて、今も二者択一の取引ができるのは日本くらいですからね。
その中でハイロー運営としても、日本市場は大きな利益を生み出しているため、そう簡単に撤退するとは考えづらいんです。
日本から撤退する=廃業
と言えるので、運営を続けるためにあらゆる策を講じるはずです。
オーストラリアからマーシャル諸島、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ネービスへと移転を繰り返しているのもその策の内ですよね。
なので余程のことがない限りは、これからも撤退することはないと考えられます。
その辺り詳しくは別の記事でも解説しているので、不安な方はぜひ読んでみてください。
ハイローオーストラリアとは、まとめ
今回はハイローオーストラリアとはどんな業者なのか、ということについて話してきましたが、僕自身3年半以上使った上で言えるのが
「現状ハイローオーストラリア以上に使いやすく、トラブルもなく、ペイアウト率も高い業者はありません」
ここ以外使う理由がない、という感じですよね。
これからバイナリーオプションを始めたい、という場合はまずはぜひデモトレードからどんなものか始めてみるのをおすすめします。
英語ができなくても全く問題なく利用できるので、その点は安心です。