どうもツキヤです。
バイナリーオプションについて調べていると、
「ハイロー」
という言葉を聞くことがあると思います。
でもハイローと聞いたときに、
「バイナリーオプションとはどう違うの?」
と疑問に感じるかもしれません。
ハイロー(High&Low)は、FXの取引方法の一つで、
ハイロー=バイナリーオプション
と考えてOKです。
この記事では、
「ハイローってどんな取引方法なの?」
「リスクを限りなく低くして安全に取引する方法」
などをお話ししていきます。
何も知らないで始めてしまうと損をしてしまうこともかなり多いので、バイナリーオプションを安全に始めて健全に利益を上げていくために、ぜひこの先を読み進めてみてください。
目次
HighLow(ハイロー)とは?
投資でハイローと呼ばれているのは、「High&Low」、もしくは「バイナリーオプション」のことを言います。
FXの取引方法を簡略化して、誰でもエントリーしやすくしたもの、とイメージするとわかりやすいと思います。
ハイローの取引方法は、
「判定時間までに、今から相場が上がったか下がったか」
これを二者択一で選ぶだけでOKです。
判定時間は30秒、1分、5分、15分、1時間などがあり、その判定時間に今から上がっているか下がっっているかを予測してエントリーします。
ドル円でエントリーするとして、30秒後に円高が進む(例えば140.5円から140.4円になる)と予想して「ロー」を選んだとします。
それでもし円高が進んでいた場合は「勝ち」となり、ペイアウト(配当金)がもらえます。
↓バイナリーオプション最大手「ハイローオーストラリア」の取引画面
配当金の割合(ペイアウト率)は取引所によって変わってきますが、2倍近くもらえることもあります。
ペイアウト率1.9倍だとすると、
1000円でエントリーしたとしたら1900円になり、
5万円でエントリーした場合は9万5000円になる、
ということです。
なので、取引方法自体は初心者でも今すぐに始められるくらいシンプルですね。
ハイロー(バイナリーオプション)とFXの違い
「ハイローはFXを簡略化したもの」
という風にお話ししましたが、具体的な違いをここからはご紹介していきます。
ハイロー
(最大手のハイローオーストラリアの場合)
取引時間:8:00〜5:00
最低エントリー額:1000円~
メリット:・エントリー額以上損することは無い
・相場の動きが少なくても利益を出せる
・自分で利確などせずとも自動的に利確、損切りがされる
デメリット:・どれだけ値幅を取ってもペイアウト率が同じ
・エントリーのハードルが低いため射幸心が煽られやすい
通貨ペア:Turbo(短期取引):11種類
HighLow(中長期取引):32種類
取引コスト:なし
FX
取引時間:平日24時間
最低エントリー額:約4円~
メリット:・最大25倍(国内業者の場合)のレバレッジを効かせられる
・スワップポイントがもらえる
デメリット:レバレッジを効かせて負けた場合、損失が大きくなる
通貨ペア:約50種類
取引コスト:スプレッド
ハイローの特徴として大きいのは以下のポイントですね。
・レバレッジが無い
・損失をコントロールしやすい
・決済が自動
レバレッジが無い
ハイローの場合、投入した資金以上が失われることがありません。
バイナリーオプションはリスクが高い投資とよく言われますが、自制心を持って取り組めばリスクはむしろ低い部類の投資です。
初心者がFXで失敗していきなり数百万の借金を背負ってしまった、という話はよく聞きますが、それは多くの場合いきなりレバレッジをかけすぎなんです。
初心者は当然ですが「勝率が低い」ので、その状態でレバレッジをかけるのは割りの悪いギャンブルのようなもので、あまりにも無謀な行為です。
その点ハイローはレバレッジが無いので、自分が持っている資金以上にお金を使うことができません。
資金が少ないと利益は小さくなってきますが、損失も小さいので「長く続ける」ことができ、無理のない範囲で取り組めば利益を上げられるようになるまで継続もしやすいです。
その部分は非常に「投資初心者向き」と言えると思いますね。
損失をコントロールできる
ハイローはレバレッジが無いことで、損失をコントロールすることができます。
例えば今自由に使える資金が「3万円」という場合、その3万円しか使うことができず、自分の支払い能力を超えた損失が生まれることはまずあり得ません。
エントリー額は大体「資金の5%以下」が安全とされていて、資金が3万なら1500円エントリーを続けることで無理のない範囲で継続できます。
なので「資金管理が非常にしやすい」んです。
一方でFXの場合は少し複雑になってきて、レバレッジや損切りの仕方によって負けた時の損失額が変わってくるので、資金管理が少し難しいんです。
相場が予想以上に動けば損失もその分大きくなる可能性があったりと、初心者には難しい部分も多いです。
勝ち負けがはっきりしているのは、ハイローの特徴であり魅力の一つです。
決済が自動
ハイローは、判定時刻になると自動で決済が行われます。
また3分以上の判定では途中で「転売」と言って、自分が持っているポジションを売って資金をすぐに取り戻すこともできます。
FXは自分自身で決済するタイミングを設定する必要がありますが、時間で強制的に決済のタイミングが決められているのはバイナリーオプションならではの特徴と言えます。
そこが難しいと感じる人もいれば、逆に自分で決済ポイントを決めなくて良いから楽、という人もいて様々ですね。
ハイローの注意ポイント
ここまでの話を聞くと、
「え、じゃあハイローってリスクが少なくて始めやすそうじゃん!」
と思われるかもしれません。
ただ利益を出していく上でいくつか注意すべきポイントがあるので、そのポイントについてここからはお話ししていきます。
・勝率50%だと損をする
・同値負けの存在
・詐欺が多い
注意ポイント1:勝率50%だと損をする
ハイローは上がるか下がるかを予想するだけなので、適当にエントリーしても勝率50%に収束していきます。
しかし、ハイローが難しいのは勝率が50%では利益が出せない、という部分にあります。
ペイアウト率が良くても「1.95倍」しかなく、残りの0.05倍分は取引所が手数料として持っていっているので、エントリーした時点である程度損が生まれていると言えます。
つまり適当にエントリーしているだけでは最終的に絶対に損をしてしまう、ということですね。
利益を出すためには、最低でも勝率が大体55%くらいになれば、利益をあげられるようになって行きます。
勝率の上げ方については別の記事で解説しているので、これからハイローに取り組んでいきたいという方はぜひご参考ください。
注意ポイント2:同値負けの存在
バイナリーオプションの最大手の業者である「ハイローオーストラリア」には、同値負けという仕様が存在しています。
エントリー時と判定確定時の価格が同じなら負け扱いになってしまうという仕組みで、この同値負けがあることで適当にエントリーするだけだと絶対に勝率50%にはならないように出来ています。
トレードのスキルを磨いていけば同値負けを防げるようになっていき、勝率60%以上を出せるようにもなっていけるんですが、その実力をつけるのはやはり生半可ではありません。
ハイローを始める前に、努力は絶対に求められるということはぜひ知ってもらいたいと思います。
僕は少なくとも3年近くは安定的に利益を出せるようになれませんでした。
結果が出るまでのスピードは個人差があるので一概には言えませんが、最低でも1年くらいは稼げるようになるまでかかると考えた方が良いです。
ただ1年程度の努力で給料以上のお金を稼げるようになれると考えれば実はかなり割りの良い努力なので、取り組む価値は間違いなくあるのかなと僕は感じてます。
注意ポイント3:詐欺が多い
ハイロー取引には残念ながら
「詐欺」
を働く人間も非常に多いんです。
バイナリーオプション自体は投資の種類の一つで、業者も真っ当に運営されているので安全性は高いですが、それを利用して詐欺を働く人間が多い、ということです。
多いのは「ツール」を売りつける、という手法の詐欺。
USBメモリーの中に「すぐに稼げるらしいツール」を入れて、それを平気で数十万円で売っている人間がネット上などに多くいるんです。
ただはっきり言っておくと、それを買ったとしても勝てるようになる確率は「ほぼ0」です。
何かのツールを使うだけで稼げるようになるなら、世の中の人はみんなバイナリーオプションで稼いでいるはずです。
でも実際はそうなっていないのは、上の方でも話したように勝つための努力が絶対に必要だからです。
ツールを使うにしても、知識や経験を積んでいくことがトレードで利益を出すには必ず求められます。
そういったツールを売る詐欺の手段として、
「SNS」
「人からの紹介」
主にこの2つがあります。
SNSからの勧誘
X(旧Twitter)やインスタなどを見ていると、「投資で生活できるようになりました!」といった投稿をしている「綺麗な女性」がいたりしますが、それはほぼ100%そういった詐欺ツールを売るための詐欺師アカウントです。
↑こういうのが典型例
そういう輩は、相手の警戒心を解くために「女性」を演じていることが多いので、やけに綺麗だったり可愛い女性が投資関連の発言をしている場合は絶対に関わらないようにしてください。
人からの紹介
「稼いでいる風」な感じの人から、人伝などでいきなり投資の話などをされたらまず詐欺を疑った方が良いです。
なんでかというと、専業で稼いでいるようなトレーダーはそもそも相手に自分の投資手法を教える必要性がないからなんです。
教えるにしても、わざわざ営業で時間をかけるようなメリットがありません。
仲良くもなっていないのに、リアルで知り合った人に投資話をされた場合は十中八九「営業」なので、無視するようにしましょう。
詐欺の手法として他には「無料レクチャー」などが最近は非常に多いんですが、別の記事で詳しく解説しているので最近ハイローとは何かと知って興味を持った、という方はぜひご参考ください。
事前に詐欺の手口などを知っていれば、騙されることもなくなりますからね。
ハイローを始めるならどの取引所を使うかも大切
しっかりした取引所を使わないと、出金ができないといったトラブルに見舞われることがあります。
High&Low(バイナリーオプション)には様々な業者がありますが、これから始めるならこれまで何度か触れてきた「HighLow.com(ハイローオーストラリア)」という業者一択です。
出金も滞りなく2~3日もすれば銀行口座に振り込まれたり、トラブルが起こることがないので問題なく安心して使える取引所です。
僕自身3年以上、ハイローオーストラリアでしかバイナリーオプションは行っていませんが、これまで何かのトラブルに巻き込まれたことは一度もありません。
使いやすさやペイアウト率の良さなども含めて、ここ以外を使う必要は無いと思いますね。
口座自体はメールアドレスと身分証(免許証、パスポート、マイナンバーカード)があれば数分で作れるので、ぜひ作っておくことをおすすめします。
海外取引所が怖い場合
「でも、どうしても海外の取引所は怖い・・・」
という方もいると思うので、オススメできる国内取引所についてもご紹介します。
国内取引所でおすすめなのは「GMOクリック証券」です。
取引所は取引実績(支払総額に対する受取総額の割合)というものを公開していて、その数字が高いほど「トレーダーに利益を還元している」ことがわかるデータです。
その取引実績が一番高いのが「GMOクリック証券」なんですね。
2020年の平均が「97.52%」となっていて、その次に高いヒロセ通商の「93.74%」よりも4%ほど高くなっています。
※数値は各取引所が公開しているラダー取引の取引実績を抜粋
他の取引所よりも損失が少なく、利益も出やすいということが言えるので国内なら「GMOクリック証券」がおすすめです。
ハイローとは、まとめ
High&Low(ハイロー)は「怪しい」というイメージがあったりしますが、FXよりもリスクを少なく投資することができたり、投資の中でも仕組み自体は「初心者向け」と言えます。
少ない資金から始められるし、勝率を高められれば利益も短期間で増やしていくことができます。
少しでも興味がある、という方はまず無料でトレードの練習ができるデモトレードという機能が業者にはあるので、それを触ってみることをおすすめします。
そこから様々なトレードに関する知識を学んでいくのが良いですね。
一度勝てるようになれば本当に大きな「収入の柱」になってくるので、この機会にぜひ始めましょう!
初心者の人がまず何から学んでいけば良いのか、ということについては別の記事で詳しく話しているので、実際に始める前にそちらもぜひ参考にしてみてください。
転売はもちろん通常よりも払い戻しが悪くなっているので、予想が外れた時の最低限の資金を戻すための手段程度に思っておくのが良いと思います。
決してメインで使う仕組みではないですね。